慢性疲労症候群について
心の病気の中には、うつ病とよく似ている病気があります。医師は診断にあたっては、うつ病なのか他の心の病気なのか、慎重に判断することになります。うつ病と症状が似た病気である慢性疲労症候群について紹介します。
慢性疲労症候群の症状
こうした症状は、強い疲労感をはじめ、うつ病の症状と非常によく似ており、その診断は非常に困難といわれます。しかも慢性疲労症候群では半年の経過をみないと判断しにくいこともあって、更に診断は困難になります。
慢性疲労症候群後にうつ病や心身症が発症するケースも
なお、この病気になったあとにうつ病や心身症が発症することもあるので、注意が必要です。発症のメカニズムはまだ明らかになっていませんが、精神的なストレスとかウイルス感染によるという説や、免疫の異常が関係しているという説などがあります。