非定型うつ病の症状(不安・抑うつ発作)

うつ病の症状

非定型うつ病の症状(不安・抑うつ発作)

非定型うつ病は「夕暮れうつ病」。夕方から夜に発作症状があらわれます。人が変わったような行動をとることもありますが、それも激しく感情がゆさぶられているためです。

不安・抑うつ発作」の症状

夕方から夜にかけて、症状が…定型うつ病では、憂うつ感は朝強く、夕方になるとやわらいできます。ところが非定型うつ病では、反対に夕方から夜にかけて、それもほとんど不意に、「不安・抑うつ発作」という形であらわれます。発作のときは、それまでの精神状態が、スイッチを切りかえるように、別の精神状態に移ります。そして、まるで別人のような行動をとります。発作であらわれる症状はいろいろですが、典型的なものを以下に紹介していきます。

●身体症状…まず、わけもなくぼろらくるいぼろと涙が出ます(落涙)。
●精神症状…それに続いて精神症状があらわれます。「だれも自分を理解してくれない」「自分だけとり残された」「自分だけなぜこんな病気になったのか」「自分は世界一不幸だ」といった自己憐憫。「自分とくらべると、○○さんはなんて恵まれているんだろう」といった嫉妬、羨望の気持ちが出てきます。行く末をはかなんで、過剰に絶望したり、激烈な焦燥感におそわれたりすることもあります。
発作への対処行動…落ち込むだけの人は、対処行動は少ないですが、不安・焦燥が激しい人は、それをまぎらすために、いろいろな行動をとります。過剰な喫煙、過食、飲酒、異性への刹那的な接近、器物破壊、自傷(リストカット、タバコの火を自分に押しっけるやけどなど)、大量の薬物摂取、自殺企図などです。
非定型うつ病は感情の病気ですから、不安・抑うつ発作のような激しい情動の変化が前面に出るときは、すさまじいものになります。その苦しみを理解せず、人が変わったような患者さんを責めるだけでは、病状はますます悪化します。こういうときこそ、周囲の人の支えが必要になります。

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